PHP
PR

PHPファイルの書き方|HTMLの中にPHPを埋め込む基本

PHP 1-4の記事用アイキャッチ画像。HTMLファイルの中にPHPコードを埋め込み、サーバーで処理された結果がブラウザに表示される流れを表現している。
toshi
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事は、PHPファイルの基本的な書き方を、初学者向けに整理する記事です。

前回の記事では、echoを使ってPHPで文字を表示しました。
今回は、HTMLの中にPHPを埋め込んで、ページの一部としてPHPを使う感覚をつかんでいきます。

PHPは、HTMLの中に埋め込んで使うことができます。

ページの骨組みはHTMLで作り、必要な場所だけPHPで処理する。
この考え方が分かると、WordPressのテーマファイルやfunctions.phpを読む時にも、少しずつ見通しが良くなります。

この記事で分かること

この記事では、PHPファイルの基本的な書き方を整理します。

  • PHPファイルの基本形
  • HTMLの中にPHPを書く方法
  • PHPタグを書く場所
  • echoでHTMLの一部を表示する方法
  • ブラウザにはPHPコードではなく結果が表示されること
  • 次のPHP 2章につながる考え方

PHP 1章の最後なので、ここでは難しい処理は扱いません。

まずは、HTMLとPHPを組み合わせて書く流れを確認していきます。

Q
先に結論だけ読む

PHPファイルでは、HTMLの中にPHPタグを書いて、必要な場所だけPHPの処理を入れることができます。

<?php
	echo 'こんにちは、PHP';
?>
PHP

たとえば、次のようにHTMLのbody内にPHPを書くと、PHPで出力した文字がページの一部として表示されます。

PHPコードそのものがブラウザに表示されるのではなく、サーバー側で処理された結果だけがHTMLとして表示されます。

PHPファイルはHTMLも書ける

PHPファイルという名前を見ると、PHPだけを書くファイルのように感じるかもしれません。

でも、PHPファイルにはHTMLを書くこともできます。

たとえば、次のようなHTMLの基本形を、index.php に書いても大丈夫です。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>PHPの基本</title>
</head>
<body>
  <h1>PHPの練習</h1>
  <p>これはHTMLで書いた文章です。</p>
</body>
</html>
PHP

PHPの練習

これはHTMLで書いた文章です。

このファイル名が index.html ではなく index.php でも、HTMLとして表示できます。

つまり、PHPファイルはHTMLを書けるファイルでもあります。

PHPファイルは、HTMLを書いた上で、必要な場所にPHPを追加できるファイルです。

最初は「HTMLを書けるPHPファイル」と考えると分かりやすいです。

HTMLの中にPHPを埋め込む

次に、HTMLの中にPHPを入れてみます。

PHPを書く時は、PHPタグを使います。

<?php
?>
PHP

このPHPタグの中に、PHPの命令を書きます。

たとえば、HTMLのbody内にPHPを書くと、次のようになります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>PHPの基本</title>
</head>
<body>
  <h1>PHPの練習</h1>

  <?php
  	echo 'こんにちは、PHP';
  ?>

</body>
</html>
PHP

このコードを index.php に保存して、ブラウザで次のURLを開きます。

http://localhost/php-lesson/
TeX

ブラウザには、次のように表示されます。

PHPの練習
こんにちは、PHP
TeX

PHPタグの中に書いた echo が実行され、その結果がHTMLの中に表示されます。

HTMLとPHPの役割を分けて見る

ここで大事なのは、HTMLとPHPの役割を分けて見ることです。

HTMLの中にPHPを埋め込む基本として、HTMLの骨組み、PHPタグ、ブラウザに表示される結果の流れを整理した図
HTMLの中にPHPタグを書くと、サーバー側でPHPが実行され、ブラウザには処理結果がHTMLとして表示されます。
書いているもの役割
HTML見出し、文章、ページの骨組みを作る
PHPタグPHPを書く場所を示す
echoPHPから文字やHTMLを出力する
ブラウザPHPの処理結果をHTMLとして表示する

HTMLはページの骨組みを作ります。

PHPは、その中で必要な処理を行います。

ブラウザに表示されるのは、PHPコードそのものではなく、PHPが処理した結果です。

PHPコードは、サーバー側で処理されます。

読者のブラウザには、PHPコードそのものではなく、処理された結果がHTMLとして届きます。

ここが、PHPを理解する上で大事なポイントです。

PHPタグはどこに書ける?

PHPタグは、HTMLの中の必要な場所に書くことができます。

たとえば、bodyの中に書くことが多いです。

<body>
  <h1>PHPの練習</h1>

  <?php
  	echo 'ここにPHPの結果を表示します';
  ?>
</body>
PHP

このように、HTMLの途中にPHPを入れることで、その場所にPHPの処理結果を表示できます。

PHPタグは1つだけでなく、複数書くこともできます。

<body>
  <h1>
    <?php
    	echo 'PHPの練習';
    ?>
  </h1>

  <p>
    <?php
    	echo 'HTMLの中にPHPを書いています。';
    ?>
  </p>
</body>
PHP

ただし、最初のうちはPHPタグを増やしすぎると読みにくくなります。

まずは、必要な場所に少しだけ入れる感覚で十分です。

echoでHTMLタグを出力する

前回の記事でも少し触れましたが、echoではHTMLタグを出力することもできます。

<?php
	echo '<p>これはPHPから出力した文章です。</p>';
?>
PHP

この場合、ブラウザではpタグの文章として表示されます。

たとえば、次のようなindex.phpを作ってみます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>PHPの基本</title>
</head>
<body>
  <h1>PHPの練習</h1>

  <?php
  	echo '<p>これはPHPから出力した文章です。</p>';
  ?>

</body>
</html>
PHP

ブラウザでは、h1の下に文章が表示されます。

echoでHTMLタグを出力することもできます。

ただし、最初のうちはHTML部分とPHP部分を分けて書いた方が読みやすいです。

慣れてきたら、必要に応じてPHPからHTMLを出力する書き方も使っていきます。

HTMLの中にPHPを書く例

ここでは、少しだけ実用に近い形にしてみます。

今日の日付をPHPで表示する例です。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>PHPの日付表示</title>
</head>
<body>
  <h1>PHPの練習</h1>

  <p>今日の日付は、次の通りです。</p>

  <?php
  	echo date('Y年m月d日');
  ?>

</body>
</html>
PHP

このコードでは、date というPHPの機能を使って日付を表示しています。

今の段階で date の詳しい使い方を覚える必要はありません。

ここでは、「HTMLの中にPHPを書くと、PHPで作った結果をページの一部として表示できる」と分かればOKです。

PHPは、固定の文章を表示するだけでなく、その時の状況に応じて表示内容を変えることができます。

日付、入力内容、ログイン状態、投稿データなどを使って、ページの内容を動的に変えられるのがPHPの特徴です。

ファイル名は .php にする

PHPを含むファイルは、基本的に拡張子を .php にします。

たとえば、次のようなファイル名です。

index.php
TeX

もし、PHPコードを書いているのにファイル名が index.html のままだと、PHPとして処理されないことがあります。

ファイル名PHPの扱い
index.htmlHTMLとして扱われる
index.phpPHPとして処理される
index.php.txtPHPファイルではない可能性が高い

PHPを書く時は、ファイル名が .php で終わっているか確認しておきましょう。

Windowsでは拡張子が非表示になっていることもあるので、index.php.txt になっていないかも注意です。

localhostから確認する

PHPファイルは、前回までと同じように localhost から確認します。

今回の例では、index.php を次の場所に置いている想定です。

C:\laragon\www\php-lesson\index.php
TeX

ブラウザで開くURLは、次の通りです。

http://localhost/php-lesson/
TeX

PHPはサーバー側で処理されるため、ファイルを直接ダブルクリックするのではなく、localhostから開きます。

PHPが動かない時は、まず次の3つを確認します。

  1. Laragonが起動しているか
  2. ファイルが www フォルダの中にあるか
  3. localhost から開いているか

この3つは、PHP学習の最初でよく確認するポイントです。

よくあるつまずきポイント

PHPファイルを書く時に、最初につまずきやすいポイントを整理しておきます。

PHPタグを閉じ忘れる

PHPタグは、次のように書きます。

<?php
	echo 'こんにちは、PHP';
?>
PHP

閉じタグの ?> を忘れると、意図した表示にならないことがあります。

ただし、PHPだけで終わるファイルでは閉じタグを省略することもあります。

この記事の段階では、HTMLの中に埋め込む練習なので、まずは閉じタグも書いておくと分かりやすいです。

セミコロンを忘れる

PHPの命令の最後には、セミコロンを付けます。

echo 'こんにちは、PHP';
PHP

最後の ; を忘れるとエラーになることがあります。

HTMLとPHPの書く場所が混ざって分からなくなる

最初のうちは、HTMLとPHPの境目が分かりにくくなることがあります。

迷ったら、PHPはこの中にだけ書くと覚えておくと楽です。

<?php
	ここにPHPを書く...
?>
PHP

それ以外の部分はHTMLです。

ファイル名が .php になっていない

PHPを書いているのに動かない場合、ファイル名が index.php になっているか確認します。

index.html や index.php.txt になっていると、期待通りに動かないことがあります。

localhostではなく直接ファイルを開いている

PHPは、localhostから確認します。

http://localhost/php-lesson/
TeX

ファイルをダブルクリックして開くのではなく、Laragonを起動して、localhostから表示を確認します。

PHP 1章でできるようになったこと

ここまでで、PHP 1章の入口部分は一通り確認できました。
PHP 1章では、次のことを学びました。

  • PHPがサーバー側で動く言語だと分かった
  • LaragonでPHPを動かす準備ができた
  • echoで文字を表示できた
  • PHPタグの中にPHPを書くと分かった
  • HTMLの中にPHPを埋め込めると分かった
  • localhostからPHPファイルを確認できると分かった

ここまでできれば、PHPの入口としては十分です。

次の章からは、PHPで扱うデータの基本に進んでいきます。

次の章では変数を学ぶ

次のPHP 2章では、変数を学びます。

変数とは、文字や数字を入れておくための箱のようなものです。

PHPでは、次のような書き方をします。

<?php
	$name = 'ToshiLab';
	echo $name;
?>
PHP

今はまだ詳しく分からなくて大丈夫です。

次の記事で、変数とは何か、どんな時に使うのかをゆっくり整理していきます。

PHP 1章では、まずPHPを動かして表示するところまで進みました。

PHP 2章では、表示する文字や数字を変数に入れて使う流れに進みます。

ここから少しずつ、プログラミングらしい考え方が増えていきます。

今日のまとめチェック


この記事の内容は、次のポイントが分かればOKです。

  • PHPファイルにはHTMLも書ける
  • HTMLの中にPHPタグを埋め込める
  • PHPタグの中にPHPの命令を書く
  • ブラウザにはPHPコードではなく処理結果が表示される
  • PHPを含むファイルは .php で保存する
  • PHPファイルはlocalhostから確認する

全部を暗記する必要はありません。

まずは、HTMLの中にPHPを少し入れて、ブラウザに結果が表示されるところまで確認できれば大丈夫です。

まとめ

今回は、PHPファイルの基本的な書き方として、HTMLの中にPHPを埋め込む方法を整理しました。

PHPファイルにはHTMLを書くことができます。

その中で、必要な場所にPHPタグを書き、echoなどのPHPの命令を使うことで、ページの一部をPHPで表示できます。

大事なポイントは、次の3つです。

  • HTMLはページの骨組みを作る
  • PHPは必要な場所で処理を行う
  • ブラウザにはPHPの処理結果がHTMLとして表示される

PHP 1章では、PHPとは何か、実行環境、echoでの表示、HTMLへの埋め込みまでを確認しました。

次のPHP 2章では、変数を使って、文字や数字を入れて扱う基本に進みます。

PR:最初の1冊(必要な方だけ)

PR:PHP学習の最初の参考書として、必要な方だけ見てください。
記事内の内容だけでも進められますが、手元に1冊あると、
PHPの基本文法やフォーム処理をまとめて確認しやすくなります。
※価格や在庫、版数は変わるため、最終確認はリンク先でお願いします。

次に読む

次は、PHP 2章に入ります。

PHP 2-1では、変数について整理します。
変数を使えるようになると、文字や数字を一時的に入れて、表示したり計算したりできるようになります。

PHP 1章の流れ


PHP 1章は、次の順番で進めました。

  • PHP 1-1:PHPとは?HTML・CSS・JavaScriptとの違いを整理する
  • PHP 1-2:PHPの実行環境を用意する
  • PHP 1-3:はじめてのPHP。echoで文字を表示してみる
  • PHP 1-4:PHPファイルの書き方。HTMLの中にPHPを埋め込む基本

次のPHP 2章の流れ


PHP 2章では、次の順番で基本文法を学んでいきます。

  • PHP 2-1:PHPの変数とは?文字や数字を入れて使う基本
  • PHP 2-2:PHPの文字列と計算。つなげる・表示する・計算する
  • PHP 2-3:PHPのif文。条件によって表示を変える基本
  • PHP 2-4:PHPの配列とは?複数のデータをまとめて扱う

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
toshi
toshi
フルスタックエンジニア
C型肝炎や感染症の闘病を経て現在通院中
フリーランスとして今日を生きる、それがすべて。
静かな光の中で、歩みを止めずに生きていく。
実験大好きなので色々とやっていきます。
記事URLをコピーしました