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PHP 4-2|WordPressテーマでPHPが使われる場所を見てみる

WordPressテーマの中でheader.php、single.php、page.php、footer.php、functions.phpなどのPHPファイルが使われるイメージを表したPHP 4-2のアイキャッチ画像
toshi
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最終更新:2026年10月1日

PHP 4-1では、
「これまで学んできたPHPが、WordPressの中でも使われている」
というところまでつながりました。

今回は、そこからもう一歩だけWordPressテーマの中へ進みます。
テーマのフォルダーを見ると、

  • header.php
  • single.php
  • page.php
  • footer.php
  • functions.php

など、さまざまなPHPファイルを目にすることがあります。
初めて見ると、
「こんなにPHPファイルがあるの?」
と思うかもしれません。

全部のPHPファイルを覚える必要はありません。

PHP 4-2では、

「ファイルごとに役割を分けているんだ」

とイメージできることを目標にします。

ファイル名を暗記するよりも、

「このファイルは何を担当しているのかな?」

と見分けられるようになることを優先しましょう。

PHP 4-2のゴール

WordPressテーマの中で、

  • どんなPHPファイルを見かけるのか
  • それぞれがどんな役割を持つのか
  • WordPressが必要なテンプレートを選んで表示すること

を大まかに理解できればOKです。

ファイル名をすべて暗記する必要はありません。

PHP 4-1から、実際のテーマへ進んでみよう

PHP 4-1では、WordPressとPHPの関係を大きな視点で見ました。

今回は、その考え方をテーマの中へ近づけます。

PHPとWordPressの関係を知る

↓

WordPressテーマを見る

↓

PHPファイルごとの役割を見る

↓

表示するページによって使われるファイルが変わることを知る

つまりPHP 4-2では、

「WordPressテーマのどこでPHPが使われているのか?」

を見ていくわけです。

PHPファイルの名前がたくさん登場しますが、今すぐ覚える必要はありません。

まずは、

「ファイルごとに役割が分かれている」

という考え方をつかみましょう。

WordPressテーマは1つのファイルだけではない

Webページを作るとき、すべての処理を1つの巨大なファイルへ書くと、だんだん管理が難しくなります。

WordPressテーマでも、役割に応じてファイルを分けて構成する考え方が使われています。

クラシックテーマでは、たとえば次のようなPHPファイルを見ることがあります。

  • header.php
  • footer.php
  • single.php
  • page.php
  • index.php
  • functions.php

テーマによっては、このほかにも多くのPHPファイルがあります。

ですが、PHP 4-2ではこの6つを中心に見てみましょう。

画像を見ると、1つのWordPressサイトを表示するときにも、複数のPHPファイルがそれぞれの役割を持っていることが分かります。

header.php|ヘッダー部分

まずは、

header.php

です。

クラシックテーマでは、サイト上部の共通部分を扱うために使われることがあります。

たとえば、

  • サイト名
  • ロゴ
  • ナビゲーション
  • HTMLの上部構造

などです。

記事ページでも固定ページでも同じヘッダーを使いたい場合、毎回同じ内容を書くより、共通部分として分けておいた方が管理しやすくなります。

header.phpのイメージ

ページごとに毎回ヘッダーを書くのではなく、

「共通のヘッダー部分を必要な場所から呼び出す」

ためのファイルと考えると分かりやすいです。

この「共通部分を別ファイルへ分ける」という考え方は、次のPHP 4-3で学ぶ include にもつながっていきます。

footer.php|フッター部分

footer.php

は、その名前からも少し想像しやすいと思います。

クラシックテーマでは、Webページ下部の共通部分などを扱います。

たとえば、

  • コピーライト
  • フッターメニュー
  • サイト下部の案内
  • HTMLの終わり側の構造

などです。

header.php

↓

ページごとの内容

↓

footer.php

このように考えると、

「1ページを複数のPHPファイルで組み立てることがある」

というイメージが見えてきます。

single.php|投稿ページ

次は、

single.php

です。

クラシックテーマでは、主に個別の投稿ページを表示するときに使われるテンプレートのひとつです。

たとえば今読んでいるようなブログ記事を表示するとき、そのテーマの構成によって single.php が使われることがあります。

その中では、

  • 記事タイトル
  • 投稿日
  • 本文
  • カテゴリー
  • アイキャッチ画像

など、投稿に関する情報を表示する処理が書かれます。

ここでPHP 4-1で見た、

the_title()

のようなWordPress関数も登場してきます。

<?php get_header(); ?>

<main>
    <h1><?php the_title(); ?></h1>

    <div>
        <?php the_content(); ?>
    </div>
</main>

<?php get_footer(); ?>
PHP

コードの意味をすべて覚える必要はありません。

ここでは、

「single.phpの中でもPHPとWordPress関数が使われる」

という部分に注目してください。

page.php|固定ページ

page.php

は、クラシックテーマで固定ページを表示するときに使われる代表的なテンプレートです。

WordPressの「投稿」と「固定ページ」は似ていますが、用途が少し違います。

たとえば、

  • 会社概要
  • プロフィール
  • お問い合わせ
  • サービス紹介

など、時間順に並べる必要のないページでは固定ページがよく使われます。

single.phpとpage.phpを今すぐ完璧に区別しなくても大丈夫です。

まずは、

single.php
→ 投稿ページで使われることがある

page.php
→ 固定ページで使われることがある

くらいに整理しておきましょう。

index.php|最後の受け皿になる基本テンプレート

次は、

index.php

です。

名前だけを見ると、

「トップページ用なのかな?」

と思うかもしれません。

PHPの普通のWeb制作では index.php が入口として使われることもありますが、WordPressテーマではもう少し特徴があります。

クラシックテーマのテンプレート階層では、より具体的なテンプレートが見つからなかったとき、最終的に index.php が使われます。

たとえばWordPressは、

「これはどんなページなのか?」

を確認しながら、使えるテンプレートを探していきます。

表示したいページを判断する

↓

より適したテンプレートを探す

↓

該当するテンプレートを使う

↓

見つからなければ、より基本的なテンプレートへ進む

↓

最終的にindex.phpが受け皿になることがある

この仕組みは、

テンプレート階層(Template Hierarchy)

と呼ばれます。

名前は少し難しそうですが、

「WordPressが表示するページに合ったテンプレートを探す順番」

と考えると分かりやすいです。

functions.php|見た目のパーツとは少し役割が違う

そしてPHP 4-1でも登場した、

functions.php

です。

header.php や footer.php はページの見た目と関係する部分を想像しやすいですが、functions.php は少し役割が違います。

functions.phpは、テーマへ機能や設定を追加するために使われます。

たとえば、

  • テーマ機能の設定
  • CSSやJavaScriptの読み込み
  • WordPressのフックを利用する
  • 独自関数を定義する
  • テーマで使う機能を追加する

などです。

ここが大事です

header.php

footer.php

single.php

page.php

などは、

「ページをどう表示するか」

と関係するテンプレートファイルです。

一方、functions.php は、

「テーマへどんな機能や設定を加えるか」

という役割を持っています。

同じPHPファイルでも、役割は同じではありません。

WordPressは必要なテンプレートを選んでいる

ここまでを見ると、

「WordPressは全部のPHPファイルを一度に表示しているの?」

と思うかもしれません。

そういうわけではありません。

WordPressは、アクセスされたページの種類などをもとに、必要なテンプレートを判断します。

たとえば考え方としては、

ユーザーがページへアクセス

↓

WordPressがページの種類を判断

↓

テンプレート階層を確認

↓

適切なテンプレートを選ぶ

↓

必要な処理を行う

↓

ブラウザへページを表示

という流れです。

PHP 4-1で見た、

「WordPressがPHPなどを使って処理し、最終的にブラウザへ表示する」

という仕組みが、ここでさらに具体的になりました。

WordPress 7.1ではブロックテーマも忘れない

ここまで、

header.php

single.php

page.php

などを見てきました。
ただし、ここで1つ重要な補足があります。
現在のWordPressには、

クラシックテーマ

と、

ブロックテーマ

があります。
今回説明しているPHPテンプレートファイルは、主にクラシックテーマを理解するためのものです。

ブロックテーマでは、テンプレート部分に .html ファイルやブロックを使う仕組みが中心になっています。

たとえば、

single.php

ではなく、

single.html

のようなテンプレートを使います。

「WordPressテーマ=PHPファイルだけ」と覚えないことがポイントです。

クラシックテーマではPHPテンプレートが中心。

ブロックテーマではHTML形式のテンプレートやブロックが中心。

そして functions.php は、クラシックテーマでもブロックテーマでも利用できます。

今はこの違いが分かれば十分です。

WordPress 7.1の新しい仕組みを使っていく場合にも、

「自分が今どの種類のテーマを見ているのか」

を意識することが、これからさらに重要になっていきます。

WordPressテーマのPHPを、もう少し実際のコードに近いところまで学びたい方には、『WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第4版]』も参考になります。

PHPの基本だけでなく、テンプレート階層やfunctions.php、クラシックテーマ・ブロックテーマ・子テーマなど、WordPressでPHPを使うときの考え方まで扱っています。

この記事で見てきた「テーマの中でPHPファイルがどのような役割を持っているのか」を、さらに掘り下げたい方はチェックしてみてください。

本番テーマを直接変更する必要はありません

ここまで読むと、

「実際のテーマファイルを開いて変更してみよう」

と思うかもしれません。

ですが、PHP 4-2ではまだ変更しません。

今回は、

見ること・役割を知ること

が目的です。

現在使用している本番サイトのテーマファイルを、学習目的で直接書き換える必要はありません。


テーマによっては、PHPの記述ミスによってサイト表示へ影響する可能性があります。

また、親テーマを直接変更すると、テーマ更新時に変更内容が失われることもあります。


実際に変更を試す場合は、ローカル環境や子テーマなど、安全に試せる環境を使いましょう。

PHP 4-2では、

「このファイルは何を担当しているのかな?」

と見分けられるようになれば十分です。

PHP 4-2で覚えておきたいこと

ここまで多くのPHPファイルが出てきました。

ですが、全部を暗記する必要はありません。

PHP 4-2で覚えておきたいこと

header.php
→ ヘッダーなどの共通部分

footer.php
→ フッターなどの共通部分

single.php
→ 投稿ページで使われるテンプレート

page.php
→ 固定ページで使われるテンプレート

index.php
→ テンプレート階層の基本的な受け皿

functions.php
→ テーマの機能や設定を追加する

まずはこのくらいの理解で十分です。

分からなくなったら、この記事へ戻って確認すれば大丈夫です。

PHP 4-2のまとめ

今回は、

WordPressテーマのどこでPHPが使われているのか

を見てきました。

クラシックテーマでは、複数のPHPファイルが役割を分担しています。

1つの巨大なPHPファイルですべて処理するのではなく、

「表示する場所や目的ごとにファイルを分ける」

という考え方が使われています。

PHP 4-2のゴール

PHP 4-1

PHPとWordPressがつながった

↓

PHP 4-2

WordPressテーマの中で、PHPがどこに使われているのか見えてきた

そして今回、

header.php

footer.php

のような共通部分が登場しました。

次のPHP 4-3では、この考え方をPHPそのものへ戻して、

「別のPHPファイルを読み込む」

という include の基本を学びます。

これによって、

「なぜファイルを分けるのか?」

という考え方が、さらに分かりやすくなっていきます。

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PHP 4章では、これまで学んだPHPをWordPressにつなげる考え方を学びます。

  • PHP 4-1:PHPとWordPressの関係。テーマやfunctions.phpにつながる考え方
  • PHP 4-2:WordPressテーマでPHPが使われる場所を見てみる
  • PHP 4-3:PHPのinclude。共通パーツを読み込む考え方
  • PHP 4-4:PHP学習の次に進む道。WordPress・Laravel・自作ツールへ

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toshi
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フルスタックエンジニア
C型肝炎や感染症の闘病を経て現在通院中
フリーランスとして今日を生きる、それがすべて。
静かな光の中で、歩みを止めずに生きていく。
実験大好きなので色々とやっていきます。
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